2013年8月7日水曜日

広告を掲載するスポンサーを募集・米子市立図書館

 

米子市の野坂康夫市長は6日の定例記者会見で、17日にリニューアルオープンする市立図書館(米子市中町)で定期購入している雑誌のカバーに広告を掲載するスポンサーを募集する、と発表した。1誌あたり年額1万円で、スポンサー名と広告チラシが載せられる。県内の図書館施設では初めての試みという。

 市によると、図書館が市民の閲覧用に定期購入している雑誌は、週刊誌をはじめ、娯楽、ファッション、スポーツ、料理など月刊、季刊誌まで計193誌。年間で約190万円の購入費がかかっている。スポンサー制度での収益は図書館運営に充てるという。

 申し込み受け付けは20日から。定期購読の雑誌の中から希望の雑誌が選べる。スポンサーの所在地は市内外は問わないが、政治や宗教性のあるものや意見広告、商品先物取引または貸金業など、募集要項で定めた基準にそぐわないものは受け付けない。スポンサー料の割引もあり、5誌まとめての契約では4万円、10誌まとめてでは、7万円になる。