2012年12月5日水曜日

相乗り


富山県射水市は、市職員のノーマイカー通勤をさらに推し進めるため、ネットを使った「相乗りシステム」の試行を始めた。

 夏野元志市長が3日の定例会見で発表した。同市では、毎月第3週を職員の「ノーマイカーウイーク」とし、エコ通勤を進めている。昨年11月には国交省から「エコ通勤優良事業所」に県内で初めて認証・登録された。

 今回は、車の相乗りサイトを運営するターンタートル(本社・東京)のシステムを利用し、3日から同市職員専用のホームページ「射水市あいのりシステム」の運用を開始。時間帯と経路が同じ職員同士をメールで知らせて「相乗り」する仕組みで、全国の自治体では初の取り組みだという。利用回数順位も載せる。

 車通勤の職員約730人にシステム利用を呼びかけ、2013年3月末まで実施して参加率30%を目指す。