2013年3月12日火曜日

災害対応型自動販売機とは?


松江市は11日、飲料メーカー大手「伊藤園」(東京都渋谷区)と災害時の飲料水提供に関する協定を結んだ。

 協定では、災害時に無料で飲料を提供する「災害対応型自動販売機」の運用や、市災害対策本部の要請で松江支店の在庫飲料を避難所に届けることを定めている。

 同社によると、中国5県では初の締結。市内では現在、県民会館と民間事業所の12カ所に災害対応型自販機があり、今後、市役所や公民館などを含め100カ所に増やす計画という。

 県内ではほかにも、安来、出雲、大田市が「コカ・コーラウエスト」(福岡市)と、雲南市は「ダイドードリンコ」(大阪市)と協定を結んでおり、災害対応型自販機を計64カ所(安来38、出雲7、大田1、雲南18)に設置するなど導入が広がっている。