2014年3月6日木曜日

移動スーパー導入

 
京都府北部を中心に出店するスーパー、フクヤ(本社・宮津市)が4月から舞鶴市内で移動スーパー「とくし丸」2台を導入する。同社と府、市の3者が5日、運転手が地域の一人暮らしの高齢者らの見守り活動をする協定を結んだ。

 「とくし丸」は、徳島市の会社が展開。軽トラックに300種類以上の商品を積み、スーパーの委託した運転手(販売パートナー)があらかじめ申し込んだ1日40~50軒を回り、1点当たり店舗の10円増しで販売する。

 フクヤは徳島の会社にノウハウなどの提供を受けて参入。車は白鳥店、西舞鶴店を中心に巡回する予定で、見守り活動は、運転手が訪問した高齢者らの異常を発見した場合、市に通報する。

 市役所であった締結式にはフクヤの平野功社長、府中丹広域振興局の金谷浩志局長、多々見良三・舞鶴市長らが出席。覚書、協定書に署名した後、金谷局長が平野社長に車に張る「中丹ふるさとを守る絆ネット」のステッカーを手渡した。平野社長は「長年地域で商売させてもらっており、恩返しをしたい」と抱負を述べた。