2011年12月1日木曜日

岡山市中区幡多学区自主防災会結成


この組織、非常時は、初期消火、救助・治療等を行なうことが配布資料では書かれています。しかしこの部分を自主組織にも頼ることは行政組織の自己否定ではないでしょうか。岡山市はこの組織への財政支援として1回だけ10万円を限度として防災物品を配備するのみ。
この自主組織を災害時の物理的力と据えるのでなく、町内会の行事の中で何か一つでも防災の行事を入れて町内会住民の防災に対する意識を日常的に高めていくことや日頃から災害時の避難場所を確認し、避難訓練を町内会の活動の中に少し取り入れるように、啓発していくことを自主防災会は活動の中心にすべきです。
また、災害時には地域の障害者、高齢者、寝たきりの人の避難をどう支援するか計画を立てておくといった活動が大切であり、その場合行政の力がどう活用できるかといった打ち合わせを岡山市当局との間で、協議しておかなければならないですね。