2011年12月7日水曜日

日本ではどこを占拠しますか?

週刊金曜日に、武田知弘さんが以下の数字を示しています。
1988年、法人税18.4兆円、所得税18兆円、相続税1.8兆円、消費税0円、その他12.6兆円、合計50.8兆円。
2010年、法人税6兆円、所得税12.7兆円、相続税1.3兆円、消費税9.6兆円、その他7.8兆円、合計37.4兆円。
税率は1988年、大企業の法人税率40.2%が2010年30%、高額所得者の所得税率60%が2010年40%、相続税の最高税率75%が55%、消費税率0が2010年5%となっています。

1988年のGDPは今より25%程度少ないのですが、税収が現在より多かったのです。
この間におこなわれた税率改正は、大企業、高額所得者、資産家を優遇するものであったことは明白です。

そして再び消費税増税ですか・・・
日本はどこ占拠しましょうか?