2012年9月28日金曜日

真岡市、コミュニティバス試験運行


真岡市は26日、市街地を巡回するコミュニティーバスを10月1日から試験運行すると発表した。真岡駅や真岡病院、西真岡公園など47カ所に停留所を設け、車を運転できない高齢者らの利用を見込んでいる。1回の乗車料金は100円で、3歳未満は無料。
 バスの愛称は「コットベリー号」。ワゴン車タイプで定員は8人。車イスの人も、事前にバス運行会社(大越観光バス、0285・84・6578)に連絡して利用できる。 

 年末年始を除いて、土日祝日も含めて午前8時から午後5時25分まで毎日運行。真岡駅西口を起点に市街地を右回りする8便と、左回りする8便の1日計16便を予定している。
 2013年度末までの1年半は試験運行し、14年度から本格運行する。年間約2万人の利用を見込んでいる。 

 また、真岡市では、複数の人を自宅から市が指定する目的地(病院、金融機関、商業施設など)まで送迎する乗り合い方式の「いちごタクシー」を運行しているが、10月1日から目的地をこれまでの19カ所から83カ所と大幅に増やす。
 いちごタクシーで郊外から市街地まで訪れた人が、バスを利用して市街地を移動して買い物をしてもらうことなども期待している。