2012年7月1日日曜日

売れない工業団地などにメガソーラー(大規模太陽光発電所)



 朝日新聞の調べでは、5月末時点で46市町村(22道府県)の50カ所計約385ヘクタールの公有地で、出力計約18万7千キロワットのメガソーラーが建設、計画されている。


 岡山県笠岡市が所有する干拓地約3.8ヘクタールには、「ウエストホールディングス」(広島市)が1750キロワットの発電所を建設する。「2020年までに25件のメガ誘致」を目標に掲げる岡山県は昨年9月、出力1メガワットあたり2千万円(上限1億円)を進出企業に補助するメガソーラー設置促進補助金を創設。笠岡市のメガソーラーにも3500万円を出す予定だ。同県新エネルギー推進室は「産業・経済への波及効果が期待できるメガを何としても呼び込みたい」。

■公有地で建設、計画中の主なメガソーラー(5千キロワット以上)

・北海道白糠町(3万キロワット、62ヘクタール)

・鳥取県米子市(3万キロワット、49ヘクタール)

・大阪市(1万キロワット、15ヘクタール)

・大分県国東市(1万キロワット、20ヘクタール)

・長野県富士見町(9200キロワット、18ヘクタール)

・大阪府岬町(8千キロワット、20ヘクタール)

・山梨県韮崎市(6千キロワット、10.9ヘクタール)

・広島県呉市(6千キロワット、10ヘクタール)

・甲府市(5千キロワット、13ヘクタール)