2012年7月5日木曜日

コンベンション施設建設は「困難」


山陽放送HPより
岡山駅前のコンベンション施設建設についてです。
岡山市がJR岡山駅南側の林原の土地を取得したイオンモールに要望していたコンベンション施設の建設について、イオン側から「困難」という回答があったと発表しました。

岡山市が会見で明らかにしたものです。
岡山市は、岡山駅南側の土地を取得したイオンモールが、この土地に建設を予定している商業施設の中に、3000人規模のコンベンション施設の建設を要望していました。
4日までに13回の直接交渉の場が設けられましたが、イオン側は、「将来の事業の拡張性から岡山市に土地の一部や建物の一部の権利を渡すことは困難」という回答を出しました。
一方、イオンモールによりますと、同じイオングループである「ビブレ」を使ったコンベンションセンターの建設を市に提案したものの、市はこれを断ったということです。
このため、イオン側は「施設内に500人程度収容できる多目的ホールを設けることを検討する」と今回の回答に盛り込んでいます。
コンベンション施設の建設を希望していた岡山商工会議所の岡崎彬会頭は、イオン側の回答について非常に残念と述べました。
今回の結果を受け、岡山市は「結果は非常に厳しいもの。今後、市として何ができるか検討したい」とコメントしています。