2012年8月20日月曜日

こども議会


武雄市内の中学生が、市幹部に質問や提案をする「こども議会」が18日、市議会であった。6校の生徒18人が水害対策やJR高架下の有効活用といったテーマで樋渡啓祐市長らに答弁を迫った。
 こどもに、まちづくりへの関心や市政、議会への理解を深めてもらおうと開いており、今年で4回目。 

 各校から3人ずつ参加し、自分たちで準備した写真やイラスト、アンケート結果を示しながら、集中豪雨への対策や、「食育」への取り組み方、武雄市の花「ツツジ」を生かしたツツジロードの整備などについて、市の考えをただした。 

 6校のうち、北方中学校3年の小林雄大君、小野媛香(ひめか)さん、山口真実(まみ)さんが最優秀賞に輝いた。十分に活用されていない公共施設をこどもがどう利用するのかとのテーマで、運動公園の遊具の整備や花壇の管理などについて質問し、ボランティアによる公園整備、公民館再編とパソコン室の設置などを提案した。また、武雄北中と川登中が優秀賞を受賞した。