2012年3月13日火曜日

長崎県議会が通年議会に 栃木に続いて全国2例目



 長崎県議会は12日、年4回の定例会の会期を廃し、年間を通じて開いた状態の「通年議会」とする条例改正案の本会議提出を決めた。16日に可決、成立する見通し。県議会事務局によると、都道府県議会で通年議会の導入を決めたのは栃木県に続いて2例目。

 改正案によると、会期は毎年5月から翌年3月までとし、3カ月ごとに議事日程を決める。知事が5月に一度招集すれば、翌年3月までは議会の議決で、いつでも本会議を開ける。年間約90日の会期が約300日に増え、本会議や委員会の審議日数も計約125日から約200日に増える。