2011年8月4日木曜日

天声人語。水戸黄門を語る。


今日の朝日新聞です。テレビ番組「水戸黄門」が今年いっぱいで終わる話題です。堂々のマンネリズムと持ち上げる。旅先で大小の悪を懲らしめる。善良なお百姓と彼らから年貢を巻き上げる悪代官。賄賂で私利を蓄える「越後屋」。そこへ黄門様登場。「頭が高い、この紋所が目に入らぬか・・・」と一喝。そしてお百姓に笑顔が戻る。
水戸市の高橋靖市長と光圀の墓がある常陸太田や那珂の市長ら3人は8月2日、TBSテレビを訪問して番組継続を求めたようですが、継続は難しいとのことです。
天声人語子は、「明日が見えない世情だからこそ、先の読めるフィクション、揺るぎない勧善懲悪の世界が一つ二つほしいのだが。」と結ぶ。
私は、ノンフィクションの中で、現代にはびこる悪代官と越後屋を懲らしめようと固く思う。