2011年8月29日月曜日

岡山テルサと岡山市の深い関係

岡山県早島町の岡山テルサ(岡山勤労者総合福祉センター)は、岡山県が取得した土地に、県と雇用促進事業団(現雇用・能力開発機構)が建設した施設で、建物は持ち分1/2ずつとして、1998年4月開業しました。
雇用促進事業団(現雇用・能力開発機構)は、運営を県に委託、県は、岡山勤労者ゆとり財団に運営を再委託しました。しかも1993年12月24日に、早々と「岡山勤労者総合福祉センターの運営に関する覚書」で、運営費は岡山市50%倉敷市40%早島町10%の割合で負担することが、決められていました。そのときの岡山県知事は長野士郎さん、岡山市長は安宅敬祐さん。今日の朝日新聞によると、3自治体の負担は6億7千万円と報じられています。岡山市はだいたい3億3500万円の支出を岡山テルサにおこなってきたのです。
2006年4月から、指定管理者の運営に代わり、岡山市の負担は無くなりました。
そして今年4月以降休館となっており、昨日投開票が行なわれた岡山県早島町長選挙はこの岡山テルサの譲渡に端を発したことは、御案内のとうりです。