2011年9月6日火曜日

中区役所の場所の検討・・・利用者である区民の声がお聞きできる効果的な方法を検討・・・


岡山市議会における「中区役所」に対する当局答弁をご紹介します。最優秀答弁はずばりこれ。具体化急いでくださいよ。
平成23年2月定例会
片山伸二市民局長      
中区役所の場所の検討につきましても,中区と連携しながら,利用者である区民の声がお聞きできる効果的な方法を検討してまいりたいと考えております。


平成20年6月定例会

企画局長(難波巧君) 中区の区役所について,いつごろまで借りるのか,新しい区役所の土地を探し,建設を始めるのはいつごろになるのかというお尋ねでございます。
 中区の区役所となるRSKメディアコムの借用期間につきましては,市民の皆さん方に当面この施設を区役所として使用することをお示ししていることや,区役所として稼働するための施設改修やLAN整備等に一定の初期経費がかかることなどから,区役所開設から5年程度は賃借し,その後は状況に応じて検討するということで所有者と協議を進めております。現在,区役所位置などについての市民の皆さんへの周知や開設のための準備作業に取り組んでいるところでありまして,まずは移行時の適正な稼働に向けて全力を傾注することが重要というふうに認識をしております。

平成20年11月定例会
企画局長(難波巧君)
中区役所の位置はどのような手順,方法でいつまでに選定を行うのか,また候補地はどこを考えているのかというお尋ねでございます。
 中区につきましては,RSKメディアコムを賃借し,区役所として稼働するために必要な施設改修やLAN整備等の改修工事を行い,区役所として市民サービスを滞りなく提供できるように全力を傾注して取り組みを進めているところでございます。一定の整備費を要していることなどから,現段階では区役所開設から5年間は賃借をし,その後の使用は状況に応じて検討することといたしております。

平成21年6月定例会
片山伸二市民局長  政令市のまちづくりについて数点御質問いただいております。
 まず,中区役所についての項のうち,中区役所はいつまでメディアコムを使うつもりか,賃料,敷金を含め5年6カ月間で支払う金額は,陸運支局は平成24年4月から移転が決まっている,折衝に動くべきと考えるがいかがかとの3点の御質問に一括してお答えいたします。
 中区役所につきましては,山陽放送株式会社と「RSKメディアコム貸室賃貸借契約書」を締結いたしておりまして,平成26年3月末までの期間を賃借し,その後は毎年度の状況を踏まえながら契約を更新していく契約となっております。また,賃借料,敷金を合わせますと,契約期間に支払う総額は約2億5,000万円となっております。
 次に,新たな区役所の設置場所の選定に当たりましては,交通の利便性や一定規模の面積を要するほか,さまざまな課題を総合的かつ計画的に検討していく必要があり,議員御提案の用地も含めまして,今後研究してまいりたいと考えております。
片山伸二市民局長
同じくメディアコムのことにつきまして,じゃあ終わりがないのかという御質問をいただいておりますが,開設に当たりましては,施設整備等,初期投資もいたしておりますので,契約に定める5年6カ月間につきましては,これを継続使用しながら,その間に適地の検討を初め,必要な準備を進めたいというふうに考えております。
 ただ,議員御指摘のとおりにすぐにそういった次の場所へ移転できるということではございませんので,今からそういったような各種の状況等も勘案しながら総合的に検討を始めてまいりたいというふうに考えております。

平成21年11月定例会
片山伸二市民局長  まず,中区役所について,維持費に問題意識を持ち,建設に向けた準備に入らなければならないという思いでいるのかとの御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のとおり,中区役所の5年6カ月間の賃借料につきましては,行財政運営の中でその負担の重みは十分認識しているところでございます。
 中区役所の今後のあり方につきましては,現状のサービス提供力を高める取り組みを進める中で,賃貸借期間を考慮した財政面での検討を初め,市民の利便性や拠点性,また一定規模の敷地の確保等,さまざまな課題を総合的に検討し,整理していく必要がございます。いずれにいたしましても,今後全市的に議論する中で,市議会や市民の皆様の御意見をお聞きしながら,本市としての方針を決定してまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。

平成22年2月定例会
片山伸二市民局長  まず,中区役所関連の6点の御質問に一括してお答えいたします。
 まず,メディアコム内の他のテナントの賃料や坪単価につきましては,個別の企業情報であることから明確なお答えはいただけませんでしたが,貸し主さんからは同フロアの入居者については中区役所と同程度であるとお聞きしております。
 次に,契約期間を更新する場合の判断基準とその際の検討項目についてでございますが,区役所ができて便利になり,喜んでいただいている皆様も多くおられます。したがいまして,区民の皆様が引き続き更新を望まれるのか,別の場所への移転を望まれるのか,また移転する場合にだれしもが納得のいただける場所があるのかどうか,さらには財政面からの検討も重要な判断基準,検討項目になると考えております。
 次に,例えば新設を考えた場合のその着手時期ということでございますが,その場合には土地の選定から取りかかる必要があり,余り時間的余裕がないのは事実でございます。
 次に,更新したときのデメリットと賃料の交渉につきましては,仮に引き続き更新した場合,賃料の負担が継続することとなりますが,移設の場合にも土地の取得費,建物の建築費用等の多額な負担が生ずることになることから,必ずしもそれがデメリットになるとは考えておりません。なお,賃料は当初から5年6カ月間をお借りする前提で設定しておりますので,現時点での賃料の見直しは契約上困難なものと考えております。
 次に,移転が決まっている陸運支局の土地につきましては,議員御指摘のとおり中区内の貴重な土地ではございますが,将来の岡山市のまちづくりの観点から有効活用が可能かどうかなどについて,全市的な検討を行った上で判断する必要があると考えております。
 いずれにいたしましても,中区役所は議会からの御要望を受け,応分の初期投資や家賃の発生を見込んだ上で,それでも適切な場所として今の場所を決定した経緯もございますので,今後も利用状況や市民の皆様からの御意見,御要望等も見きわめた上で,区役所のあるべき方向性を検討していく必要があると考えております。

平成22年6月定例会
片山伸二市民局長  なぜ,南区は決まっているのに中区は場所が決まってないのかという再質問の項,不公平ではないかという再質問にお答えいたします。
 当然,これは合併時に南区役所につきましては,移転を前提といたしました暫定的に当時の灘崎町の役場を使用するというふうに決定しております。それに対しまして,中区役所につきましては,RSKメディアコムを当面活用するという方針を決定しているところでございまして,当然そういったような取り扱いが当初から異なっておるものでございますので,御理解を賜りたいと思います。

平成22年9月定例会
片山伸二市民局長  まず,陸運局跡地の問題に関して,まちづくりについての所管はどこかと,また区のあり方について市民はどこと話をすればいいのかという再質問にお答えをさせていただきます。
 まず,一般論で申し上げまして,本市のまちづくり全般という形になりますと,これは当然企画局を中心にという格好になろうかと思います。ただ,現在の所掌事務上,区役所の機能であるとか,そういったことについての御要望等につきましては市民局というふうな役割分担という形になろうかと思います。
 続きまして,中区役所についての将来ビジョン,いつまでにするのかと,このままでは市民に不安を与えるだけだということで,どう説明責任を果たすのかという再質問がございました。
 議員御指摘のとおり,やはり市民の皆様に安心して相談であるとか窓口関係の業務,そういった市民サービスを市民の方に安心して受けていただくためには,そういった施設,サービス拠点の位置等について,これは早急に明確にお示しすべきものだというふうに認識をいたしております。
 ただ,現在まだ中区役所ができまして約1年半というふうな状況でございまして,やっと市民,特に区民の皆様方に区役所を認知していただいたというところでございますし,また年間届け出,証明等の問い合わせ業務も約126,000件ということで積極的に御利用いただき始めたところということもございます。区役所の位置等につきましては,市民の皆様の利便性を第一義に,財政的な問題であるとかコストパフォーマンス,ライフサイクルコスト,こういったものを含めて総合的に判断する必要があると考えております。そこら辺につきまして,全庁的な検討の中で早急に結論を出してもらいたいというふうに考えております。
片山伸二市民局長  中区役所が民間施設であるために,そういった災害時等の対応は十分できるのかという趣旨の御質問だと思われます。御答弁申し上げます。
 当然中区役所,メディアコムと賃貸借契約を結ぶ際におきまして,区役所業務についてお借りをするということでしておりますし,先ほどありました災害対策本部等の業務も区の業務でございますので,こういったものも当然区の業務として賃貸借契約の中に含まれるものであるというふうには考えておりますし,そういうことでメディアコムのほうにも御理解をいただいております。
 ただ,御質問の中にございました,市民の方が避難場所として使うこと等について具体的なことについて協議できてない部分もございますので,そこら辺については今後メディアコムと十分協議をしてまいりたいというふうに考えております。

平成22年11月定例会
片山伸二市民局長  区が自立するためにはの項,区の地図についての御質問にお答えいたします。
 区の地図につきましては,現在区を単位とした地図はないことから,各区の特性を生かしたまちづくりを進める上で必要と認識しておりまして,今後関係局と協議してまいりたいと考えております。
 次に,中区役所のあり方についての一連の御質問に一括してお答えいたします。
 中区役所につきましては,RSKメディアコムを当面の区役所として活用することとした経過等を踏まえ,慎重な検討が必要であると考えております。
 このため,中区役所のあり方について,現在関係局室区間で検討を行っているところであり,できるだけ早期に一定の方向性をお示しできるように努め,議会や市民の皆様の御意見をお聞きした上で,市としての方針を決定してまいりたいと考えております。
次に,避難場所についてのメディアコムとの協議,さらには駐車場についての御質問に一括してお答えいたします。
 中区役所は災害対応活動の拠点に位置づけられ,避難場所としての利用は想定されておりませんが,事情がわからない市民の方が災害の際に区役所に避難されるケースも当然想定されるところでございまして,避難場所へ誘導するまでの間,一時的に使用することも考えられます。
 現在まで具体的な協議には至っておりませんが,契約上,そのような使用について問題がないか,山陽放送と協議してまいりたいと考えております。

平成23年2月定例会
片山伸二市民局長      
中区役所の場所の検討につきましても,中区と連携しながら,利用者である区民の声がお聞きできる効果的な方法を検討してまいりたいと考えております。