2011年9月12日月曜日

考察 避難勧告とジム、高谷岡山市長の行動は

例の9月3日。6時50分暴風波浪、高潮、大雨、洪水警報発令。17時45分高潮警報解除。20時58分暴風波浪警報が強風波浪注意報に。
4日3時27分大雨警報が大雨注意報に。7時45分洪水警報が洪水注意報に。16時31分すべての注意報、警報解除。

3日11時災害対策本部設置(警戒体制2号配備)、15時特別警戒体制3号配備。
4日0時警戒体制2号配備、8時注意体制1号配備、15時30分災害対策本部解散。

避難勧告
3日正午 久々井、水門、南水門、宝伝、犬島地区、甲浦地区、小串地区
17時 南区(妹尾・箕島小学校区を除く)
18時 御野・綾南・御南小学校区
20時30分 南区(妹尾・箕島小学校区)

避難指示
15時 宝伝地区30世帯70名
20時30分 東中島町、西中島町

被害
床上浸水120棟、床下浸水4380棟、道路損壊4カ所、橋りょう2カ所、崖くずれ105カ所、ため池1カ所、倒木4カ所

避難者数 2239人

(注)危機事象のレベル 1.監視体制(待機配備) 2.注意体制(1号配備) 3.警戒体制(2号配備) 4.特別警戒体制(3号配備) 5.非常体制(4号配備)

考察 
ここまで書いてきたいろいろな状況の中で、高谷茂男岡山市長が9月3日15時ごろ帰宅し、その後1時間から1時間半、近所のスポーツジムに行ったことは正しかったか。
新聞報道で新聞社で違うのが、ジムに行く理由。朝日は「秘書広報室によると、高谷市長は「一昼夜にわたって対応しなければならない可能性もあった。シャワーで汗を流し、その後に備えようという気持ちもあった」と話しているという。」
ところが、山陽新聞や岡山日日新聞は、「健康維持のため運動する必要」と話していると報道。第一報は朝日9日。山陽・岡日は10日。
市役所にいなくてもいい根拠として電話連絡が取れるからと報道でありますが、災害時電話不通の可能性はありませんか?もしかして想定外でしたって言うつもりですか。これひとつとっても災害対策本部がある市役所で陣頭指揮にあたるのが当然だと思いますが、自宅で待機しなければならない正当な根拠は何?私には思いつきません。職務放棄ですよね。

さらに避難勧告が出された地域の人を想えば、浸水におびえている状態の中で体はってがんばっている消防をはじめとした市の職員や、地域の人々を想えば、けっして「ジム行こう」とはならないでしょう。どうこの疑問に答えてくれますか?高谷茂男岡山市長殿