2011年10月22日土曜日

放課後児童クラブの事故報告集計


昨日、厚生労働省から表題の放課後児童クラブ事故報告が公表された。平成2210月1日~平成23年9月30日の期間で、35都道府県、261件です。
報告概要は以下のようです。
○負傷等の内容は、骨折が大多数を占めるが、おやつを喉につまらせたことによる死亡事例もあった。
○負傷した児童の学年は、1年生が最も多く、学年が上がるにつれ少なくなっている。
○事故の発生場所は、校庭・体育館や遊戯室など、児童が活発に活動する場所で多く発生しているが、クラブ室内等の屋内でも発生している。
○事故の原因は、遊具によるものが最も多く、次いでボール遊びによるものが多い。
負傷等の内訳
 骨折/215件  歯の破折/ 17件 打撲・ねんざ/21件 意識不明/  0件 死亡/1件 その他/ 7件

報告はこんな内容です。事故を防止するためにどのクラブも一生懸命だと思いますが、例えば設置者・運営者が公立公営は40.8%  公立民営は42.4% 民立民営は16.8%となっています。こうした事故に対し誰が責任を取るのか、ちょっと危うい状態ではないでしょうか。ちなみに岡山市は公立民営です。